鳥衝突日本委員会

鳥衝突問題とは結局?

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鳥は10億年くらい前から空中を利用しています。人間は、飛行機を飛ばすようになってからたかが100年です。鳥同士は空中では、戦う場合以外では衝突は起こしません。鳥衝突問題は、人間が飛行機を飛ばすようになってから起こった問題なのです。飛行機が飛ばなければ問題にはならないということになります。しかし現代社会は航空機での移動や物流なしには成り立たなくなっています。

生物学者や鳥愛好家側からみれば、それは決して「神のみぞ知る」問題―つまり、根絶できない問題-ではないはずで、対処の仕方が間違っているか弱いために発生していると言われます。

では、鳥衝突は避けられるのでしょうか?私は、民間航空に限ればゼロに限りなく近くすることは十分可能だと考えています。物理屋らしく単純化して簡単に言ってしまえば、「鳥がいない時と場所を飛行機が飛ぶ」ということにつきます。とは言え、実際は大変な対策や準備が必要です。野性生物の管理を最適化し、鳥類の看視や各種の衝突回避策を有機的に連携させて運用することで、少なくとも鳥衝突を大きく減らすことは十分可能なはずです。それらの各エレメントはある程度の開発研究が進み、対処法も考案されて実用化もされています。それを体系立てて推進することが必要と思われます。

日本人はこういう進め方は得意ではないようにおもわれますが、どうでしょうか。

 

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